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「IBMユーザー論文」受賞、並びに「第57回IBMユーザー・シンポジウム」にて表彰

5月23日、24日に「第57回IBMユーザー・シンポジウム沖縄大会」が開催され、オープニングで「第57回IBMユーザー論文」の受賞者に対する表彰式が行われました。

株式会社インテージテクノスフィアでは、2018年10月から信州大学工学部とのPBLとして対戦用ボードゲーム「どうぶつしょうぎ」AIの開発を行いました。この研究開発について執筆いたしました弊社論文が銅賞を受賞し、この度表彰されました。

論文タイトル:深層強化学習アルゴリズムを用いた「どうぶつしょうぎ」AI研究開発プロジェクト
【概要】 2000年代に入り沸き起こった第3次AIブームは、近年ではその技術を活用した実用的なシステムが登場するなどますます注目を集め、今後の市場拡大が予測される。しかし、情報技術の発展は非常に速く、AIをはじめとした先端ITを担う人材が不足していることが問題となっており、産学官すべてのフィールドにおいて、早急な人材育成対応が求められている。
 当社は、マーケティングリサーチ業界に属するインテージグループにおけるシステムの開発や運用といったIT事業を担っている。グループ創業時から積み重ねてきたデータハンドリングのスキルを強みとし、更に今後、AI活用や高速ビッグデータ活用サービスの提供を本格化させようとしている。また、当社は長野県に事業所を置き、そこから約1kmの距離にある信州大学とは多くの卒業生を介して親交を深めてきた。そこで、先端IT人材育成の一歩とすべく、当社と信州大学との共同で、「どうぶつしょうぎ」を題材とした自動対局AIの開発に参画した。
 本論文は、2018年10月から翌年1月にかけて、信州大学工学部の講義のひとつとして行なわれた対戦用ボードゲームAIの開発に参画し、開発を通して先端IT技術の知見習得を目指したプロジェクトについて、その概要と結果、今後の課題について述べる。
(IBMユーザー研究会の機関誌「IBM USERS No.637」[別ウィンドウ]より抜粋)
表彰

インテージテクノスフィアは最先端IT知識の習得と、その知識を論文として記録することで、IT業界の発展に寄与してまいります。また、お客さま、そして業界全体の課題解決に貢献できるよう、さらなる技術力の向上を目指し、努めてまいります。

■第57回IBMユーザー論文について
日ごろの業務を通じて体得されたノウハウや経験、ソリューションなど、情報システムにかかわるテーマについて全国から106編の提出がありました。実践的な経験事例で、活動の成果や生産性の向上、標準化の促進、品質の向上などをポイントに1月から審査が始まり3月に最終審査結果が確定しました。
第57回 IBMユーザー・シンポジウム 沖縄大会[別ウィンドウ]
第57回 IBMユーザー論文 入賞論文一覧[別ウィンドウ]
■全国IBMユーザー研究会連合会(全国研)について
IBMユーザー研究会に関する重要事項の決定および地区研を横断する全国規模の活動を推進するための合同組織です。全国研の専門委員会のひとつ、論文委員会がIBMユーザー論文を運営しています。弊社専務取締役の酒井和子は、この全国研の副会長として2018年7月から就任しており、同シンポジウムで登壇し挨拶させていただきました。
挨拶
▼関連ページ:インテージテクノスフィア ダイバーシティーへの取り組み
https://www.intage-technosphere.co.jp/pickup/diversity/