インテージテクノスフィアは、インテージグループのITカンパニーとして、長年にわたり日本のマーケティングリサーチの発展を支えてきました。全国の購買・売上データをマーケティングデータに変換し続けてきた経験により培われた卓越したデータハンドリングの技術で、お客さまのデータ活用を支えてまいります。
お客さまの課題を解決するために、ビジネスデータの収集・加工・結合・マスター化などのプロセスを通じてそれらのデータを「意味のあるデータ」の形にしてお客さまに価値を提供いたします。
データハンドリングとは
データ処理におけるデータ収集から集計・分析・可視化・マスター化など、データの価値を高める技術やスキル、ノウハウです。
デジタルトランスフォーメーションによりお客さまのまわりでは、多様で大量のデータが生成されています。
しかし、それらはお客さまのビジネスに本当に使える「データ」とは限りません。インテージテクノスフィアはお客さまのビジネスデータにおいて適切なデータを収集し、データ形式を揃え、集計し可視化し、データアナリストが分析・価値化する技術やスキル、ノウハウを保有しています。
データの選定
お客さまを理解するだけではなく、お客さまを取り巻く業界や市場全体を理解し、必要なデータとは何かを選定します。
必要なデータの収集
お客さまのデータ活用に必要なデータを収集します。まだそれらの情報がデータ化されていない場合には、インテージテクノスフィアでデータ化します。
使えるデータに変換
多種多様・大量なデータをクレンジングします。収集されたデータに含まれているノイズデータ(使えない・不要な情報)を判定し、除去します。
データの加工
データを分析し活用できる状態に、集約・結合し、新たなデータを作成します。
データの集計・分析
データを集計・分析し、お客さまのデータを帳票化・指標化・モデル化します。
データのマスター化
必要なデータを集約し、利用しやすい形にまとめ、マスターデータベースを構築します。また、構築したマスターデータベースの中身を常に生きた状態(使える状態)に保つよう運用します。
データの保管
独自に所有しているデータセンターは、24時間専属50人体制で運用しています。安全性が高く、堅牢なため、お客さまから安心して任せられると評価を頂いています。
リスクをあらかじめ防ぎ、大切なデータを徹底管理
自社データセンターは、危険度測定調査において最も低い総合危険度1と評価された場所に設置。非常時の電力供給への対策も二重三重に施すなど、万全の体制ですべてのデータを守ります。
新しい技術への追随
自社データセンターを運用しながら、インテージテクノスフィアはクラウドの活用にも早くから積極的に取り組んでいます。また、Hadoop、AI、そして超高速並列処理などの新しいテクノロジーを積極的かつ柔軟に導入することで、 IoT、ビッグデータ時代の急速な変化に対応しています。
データハンドリングによりインテージテクノスフィアが様々な業界のお客さまに提供する価値
お客さまの様々なビジネスフィールドで今求められるデータ活用。
データハンドリングに深い経験と高い技術を有するインテージテクノスフィアだからこそ、様々な業界のお客さま業務を支えています。
必要な時に必要なデータを必要なかたちで提供し、お客さまのビジネスのそれぞれの業務プロセスの中で「データ」の価値を創造し、お客さまのビジネスに貢献します。
ケース1 旅行業界
旅行業界を支えるステークホルダーは旅行会社・宿泊施設・観光施設・運輸機関です。業界特有の商習慣の下、各社間でやりとりされる精算にまつわる情報は多様で多量。この複雑な情報ストリームをシステムとオペレーションで業界標準化することで業界全体の業務プロセス改善に貢献しています。
ケース2 医薬品・医療機器業界
薬機法をはじめとする関連法規や、人の命に係わる医薬業界故の規制やルール、業界固有のビジネスプロセスに深い知識と知見を持ち、デジタルトランスメーション化が進む医薬業界に、確かなデータハンドリングのスキルに裏付けされたシステムソリューションを提供します。
ケース3 健康経営に関心のある企業全般
働き方改革と共に注目が集まっている「健康経営」。経営的な視点と戦略的な従業員の健康管理が求められています。その実現には、健康診断データだけではなく、人事や労務をはじめとする多様なデータ活用が鍵となります。健保組合や健康管理業界で40年以上の実績からデータでお客さまの健康経営をサポートします。