インテージテクノスフィアの情報システム領域には2つのミッションがあります。
グループCIOの下、インテージグループ全社 の経営をITで支えています。インテージテクノスフィアが支えるインテージグループ共通のITプラットフォームの企画、構築、導入、保守、運用を一貫してサービス提供することで、グループ全体の経営合理化、効率化を実行しています。また、グループ全社員の生産性、組織パフォーマンスの向上のため、多様なワークスタイルを実現するための働き方改革を推進しています。
もう一つのミッションは、インテージテクノスフィアをはじめとするグループ各社がビジネス展開に必要なITインフラの構築・運用・保守を担っています。また、それぞれのビジネスを実現する上で必要なソフトウェア全般に関して導入支援や監査を担い、各ビジネスの有機的な展開を支援しています。
情報システム領域の特徴 1
強固なセキュリティ
マーケティング・リサーチ業界国内No.1、世界ランク10位のインテージグループ各社にとってデータは何物にも代え難い大切なもの。 お預かりしているお客様のデータ、収集・保有している自社のデータ、全てをセキュアな環境で保管・取り扱いなどインテージテクノスフィアの情報システム領域では強固なセキュリティを構築し、運用しています。
国際標準化機構の情報セキュリティマネジメントシステムに関する規格「ISO/IEC 27001:2013」を取得しています。グローバルスタンダードにとどまらず、さらに厳しい、クレジットカードの情報セキュリティレベルと同等の独自ポリシーに従って管理しています。
セキュリティ基準に関しては、定期的に見直しをはかり、外部からのアタックやウィルスの侵入を阻止し、常にセキュアな環境を保持しています。
情報システム領域の特徴 2
新しい技術・システム導入への柔軟性
インテージテクノスフィアのポリシーのひとつ、それは「決してイノベーション・ブロッカーにはならない」こと。
インテージグループはいわゆるデータの会社と称されます。1960年の創業からずっと保管している過去資産である古いデータから、IoT時代の今日収集される膨大なビッグデータ、それらの全てを保有し、活用しています。インテージテクノスフィアは、お客様企業に、インテージグループ各社に、常に最適な状態のデータを最適なタイミングで、かつセキュアな状態で取り扱ってもらうために何をすべきかを追求しています。データの取扱にとって最適な場所がほしい、それがインテージデータセンターの始まりでした。自前の環境の中で、過去のデータも正確に取り扱えるよう、旧システムも常に稼働できる状態で維持しています。
データセンターを運用する一方で、クラウドの活用にも積極的に取り組んで参りました。ビッグデータの取扱いに際し、高速分散処理やAIなどの新しいシステムも柔軟に導入しています。
過去システムと新規システムを両立させるために、しかもそれらのセキュリティを維持するにはどうしたらよいか?
インテージテクノスフィアの厳しいセキュリティーポリシーの下では、新技術や新システムを導入することは生半可なことではありません。
しかし、新しいビジネスやデータ活用への挑戦を私たちは決して阻むことなく、セキュリティを守りながら、設備もネットワークも新しくチューンナップしていくことで、共に挑戦し続けているのです。
情報システム領域の特徴 3
10年以上前から取り組んでいるインテージグループの“働き方改革”
多様性があり、フレックスなワーキングスタイルをマスメディアが取り上げるずっと以前から、インテージグループでは働き方改革を導入して参りました。
インテージグループの社名の由来でもある“インテリジェンス”(知)の創造性を豊かにしていくために、社員の知的生産性を向上させるべく 多様性に富んだ働き方の選択肢を提供する、時短と成果、自由と自律、個人とチーム、それぞれを両立させるシステムの開発・導入・運用を担っています。
インテージグループの社員全員に、ノートPCと携帯電話を提供しています。
オフィス内はフリーアドレスで、リモートアクセスで移動の飛行機や新幹線の中、外出先やカフェなどでも仕事ができる、それらを可能とする高速ネットワークとセキュリティを整備しました。
例えば、インテージテクノスフィアの社員Aさんが、長野事業所に出張に出ても、自分のノートPCを立ち上げれば、インテージグループのネットワークにつながります。書類を印刷したいと思ったら、出張先のオフィスのプリンターで印刷できるだけではなく、他の事業所のプリンターに出力させることもできます。こんなことが、グループ企業のどのオフィスに行っても、もちろん、海外のグループ企業のオフィスに行っても可能です。
グループ社員全員の知的創造を活性化させるITサービス。それもインテージテクノスフィアの情報システム領域のコアコンピタンスの一つなのです。