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「大学経営における競争戦略から見たIR実践セミナー@東京 Vol.8」開催報告

~テーマ【大学経営】大学IR視点から大学入試広報を考える~

大学関係者様向けに「大学経営における競争戦略から見たIR実践セミナー」を2016年7月19日・東京で開催しました。

大学業界は18歳人口が2018年を境に大きく減少するいわゆる「2018年問題」、大学設置基準緩和による競争激化など様々な問題を抱える状況です。
大学の経営が厳しさを増す中、競争戦略を切り口とした「大学経営」と「大学IR(Institutional Research)」を基軸として、テーマを「大学IR視点から大学入試広報を考える」としてセミナー開催しました。
セミナー当日は「大学IR(Institutional Research)」「大学経営」にご興味・ご関心がある全国の国立大学、私立大学、団体、教育関連企業から多数の皆様にご参加頂きました。誠にありがとうございました。

弊社 東京会場

このセミナーは、インテージテクノスフィア 新規事業開発本部 営業企画室 経営コンサルタント 武内の開会挨拶から始まり
「大学IRの視点から見た大学入試広報」
「東北大学の入試設計における入試広報研究の役割」
「高校生の意思決定と大学入試広報」
の3部構成で開催しました。

■大学IRの視点から見た大学入試広報■

武内 龍二 (株式会社インテージテクノスフィア 経営コンサルタント)
少子化が進む中、各大学では、様々な学生募集のための広報活動を行っています。いくつかの大学の事例を参考にしながら、IRの視点から効果的な広報活動とはどのようなものか、について発表させて頂きました。

■東北大学の入試設計における入試広報研究の役割■

倉元 直樹 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)
東北大学様では、当初から「学力重視のAO入試」という特徴的なコンセプトで、「入試の多様化」政策に応えてきました。広報の面では、入試広報を大学全体の広報から組織的に切り離し、受験産業等の外部リソースに依存せずに、ターゲットを絞った広報活動を自前で展開してきました。
その基盤には、「IR」という用語が知られる前から蓄積された機関研究の成果に基づく戦略があります。本公演では、戦略的大学広報の一事例として、東北大学様における入試広報研究の一端をご紹介いただきました。
倉元 直樹 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)倉元 直樹 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

■高校生の意思決定と大学入試広報■

土井 克仁 (株式会社インテージテクノスフィア マーケティング・プランナー)
高校生が大学進学を決定する、あるいは特定の大学に進学を決定する際の意思決定に、誰の影響を受けたのか。また、オープンキャンパスなどのイベントをはじめとする様々な広報活動は、効果的に高校生に働いていたのか。大学生に高校時代を振り返ってもらい、意思決定や広報活動についての調査を行いました。その調査の分析を踏まえて、入試広報のあり方をご紹介いたしました。

今後も引き続きセミナーを開催いたしますので、皆様のご参加、心よりお待ちしております。

お問い合わせ先
株式会社インテージテクノスフィア 大学IR事務局
担当:大学IR担当
E-mail: university-ir@intage.co.jp
TEL: 03-5294-9296
大学IR(インスティテューショナル・リサーチ)支援サービスのご案内
http://www.intage-technosphere.co.jp/landing/university-ir/[別ウィンドウ]