AIやデータサイエンス、デジタル技術の普及とともに、DX化の重要性が高まっています。製薬業界も例外ではなく、医薬品マーケティングにおいてもDXを導入する動きが活発化しています。
当社は、製薬会社様の業務に対する「理解力」と、持ち前の「IT技術力」および「データ分析力」を武器に、製薬会社様の営業・マーケティング領域におけるDXを推進するソリューションを提供しています。
製薬会社様の営業・マーケティング活動に関連するデータとして、卸納入実績(実消化)や販売実績(出荷)データ、市場データ、MR活動データといったさまざまなデータが存在します。しかし、これらの生データには欠損や重複などが多いため、使用前にデータを「ととのえる」ことが必要です。
当社は、製薬会社様が社内外から取得した生データをクレンジング(欠損値や異常値の修正・重複のカットといった処理)してデータを利用可能な状態にすることで、営業・マーケティング領域におけるデータ活用を支援します。
製薬会社様のお悩み
- 医薬品卸各社やコ・プロモーション先の製薬会社など、取引先企業によってデータフォーマットやコード体系が異なる場合があり、データを取り込むのに手間がかかる。
- 医薬品卸会社から入手したデータに誤送信や桁違いなどの不備があり、データを取り込むのに手間がかかる。
- 医療機関の開業時などに、自社で管理している医療機関コードと医薬品卸会社から送られてきた医療機関コードの紐づけができずにエラーが発生してしまう。
- 医療機関や医療従事者といったマスタデータの登録・メンテナンス業務が属人化しており、業務精度の面でも不安がある。
当社で解決
データクレンジングを可能な限り自動化し、工数削減およびスピードアップ、精度向上を実現します。
- データの解析からクレンジングの結果検証まで、地道な作業を確実に遂行します。
- 医療機関マスタ、医療従事者マスタ・卸納入実績(実消化)・市場データ・デジタルプロモーション関連のログなど、多種多様なデータのクレンジング経験・ノウハウを有しています。
- クレンジング処理は基本的にすべて自動化し、高速かつ正確なデータ変換を実現します。
- 卸納入実績(実消化)をはじめとする、取引先各社からのデータを標準化する方法をご提案します。
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自動化できない作業は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)として当社で請け負うことも可能です。
製薬企業向けマスターセンター
対応の流れ
業界データに関する豊富な知識・経験をもつ当社スタッフが、製薬会社様のデータ仕様を迅速に理解してクレンジングを行います。
なかでも「個人情報の匿名加工」は、マーケティングリサーチを主業とするため調査データの扱いに強みをもつインテージグループの得意領域です。製薬会社様のご要望に応じた匿名加工が可能ですので、ぜひご相談ください。
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データの取得
STEP1 で採用した各データの取得方法・更新頻度を決定します。
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データクレンジングの方法を決定
取得したデータの内容を確認し、クレンジング項目とクレンジング方法を決定します。
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データクレンジングの実行
処理内容に応じたクレンジングプログラムを開発し、データクレンジングを実行します。
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クレンジングプログラムの運用手順を確立
クレンジングプログラムの運用開始に向け、クレンジング結果の確認やエラー対応などの手順を確立します。
データクレンジングの事例
- コード付与(名寄せなどにも対応)
- 表記ゆれ・書式の不統一・漢字の異字体などを統一
- 欠損値・異常値・重複データなどを修復
- データを集約した際のデータ粒度の不一致を解決
- データフォーマットを統一
- テキスト情報のコード化など
- 個人情報の匿名加工
費用
クレンジング処理の一部自動化:100万円~
- データの利用範囲・クレンジング内容などに応じて金額は変動します。
- クレンジング処理を自動化しきれない部分は、BPOとして当社で請け負うことも可能です。
- 製薬会社様からのご要望を伺ったうえで、BPOおよび各種サービスの月額利用料をお見積もりします。
- 詳細はお問い合わせください。