1. ホーム
  2. ピックアップ
  3. DXを加速させるローコード開発のススメ

DXを加速させるローコード開発のススメ

DXに早急に対応してほしい業務部門、対応しようにも人も時間もギリギリで手が回らないIT部門。両者のギャップを解消するために、今注目されている手法、それがローコード開発です。お客さまのDX推進をインテージテクノスフィアは、卓越したデータハンドリングノウハウとローコード開発によるデータ活用基盤構築で支援いたします。

1:ローコード開発とは

ローコード開発とは必要最小限のプログラミングコードを書くだけで、アプリケーションを開発する手法です。ドラッグ&ドロップ操作を多用し、部品を組み合わせることで素早くアプリケーションの開発が可能です。
従来の開発手法(ウォーターフォール型)では、要件定義、設計に多くの時間を費やすも、プログラミング、テスト工程を経た後の最終段階でユーザー側との乖離が生じ、仕様変更や工程の手戻りが生じてしまう場合があります。
ローコード開発では、設計の段階でアプリケーション動作をユーザー側でも確認可能なことから、業務要件の乖離を開発工程の早い段階で解消することができます。
さらに、動作確認をしながら柔軟に変更が可能なため、ユーザー視点を反映しやすい開発手法です。

2:ローコード開発の優位性

DXを進める上では、データを最大限活用しながら新たなデジタル技術を適用していくために、まずは既存のシステムを見直していくことが最優先となります。
ただし、既存システムの中でも構築から長時間経過している基幹系システム(レガシーシステム)はブラックボックス化されているケースが多く、そのシステム改修が大概困難な状況に陥ります。
またERP系システムを導入している場合でも、自社の業務に適応させるために多くのカスタマイズが施されている可能性も高く、開発工数や期間の増加及び再レガシー化が懸念されています。

DXを加速させるには、既存のレガシーシステムに手を加えることは極力避け、サブ環境を素早く構築することで、変動の激しいビジネス要件に臨機応変に対応していくことが肝要です。
ローコード開発であれば、必要最小限のプログラミングコードでアプリケーションを開発できるため、以下が可能となります;

  1. 1開発期間を短縮できる
  2. 2高い保守性が担保される
  3. 3お客さま社内での内製化も容易となる

これらの優位性により、レガシーシステムからの迅速な脱却が可能になります。またリリース後の改修も素早く対応できるため、走りながらのチューンナップも可能です。コーディング量は必要最小限となるため、お客さま社内での内製化も容易となり、従来ITベンダーに大きく依存せざるを得なかった構造からの脱却もはかれるようになります。

ローコード開発の活用シーン

ローコード開発で構築するアプリケーションの業種、業態は問いませんが、以下のような活用シーンにおいて、最も効果を発揮します。

インテージテクノスフィアが物流業界のお客さま向けに実施しましたローコード開発事例がございます。以下をご参照ください。

https://news.mynavi.jp/kikaku/20200904-1252081/[別ウィンドウ]

3:インテージテクノスフィアがお勧めするローコード開発ツール(WagbyEE)

WagbyEEWagbyEEとは、 ローコードプログラミングによるWeb業務アプリケーションを開発できる純国産ツールです。モデルの設計は完全にノンプログラミングで行われます。
開発者はモデルのルールだけをデザインすることに集中できます。

WagbyEEは生成されたソースコードのカスタマイズが柔軟であり、データベースのトランザクション処理、非同期処理、バッチ処理、既存のストアドプロシージャ呼び出しなど、高度な処理を実現するためのスクリプトを提供します。

開発元:ジャスミンソフト[別ウィンドウ]
※インテージテクノスフィアはWagbyEEソフトウェアの正規代理店です。

インテージテクノスフィアではWagbyEEを用いたローコード開発の導入から開発、保守・サポートに至るまで幅広くご支援致します。

タイプ別ローコードツールの概念比較

「Excelマクロ活用型ローコード開発とWagbyEEの相違点」
・自由度は高いがリポジトリ(設計情報)をもたないため、ローコード開発の保守性の高さを活かしきれない
「Webデータベース型ローコード開発とWagbyEEの相違点」
・アプリケーション作成が簡易である一方、様々な制限事項により業務をアプリに合わせる必要がある。
「ノンコード型(カスタマイズさせない)開発とWagbyEEの相違点」
・Webデータベース型よりも自由度が高い一方、カスタマイズが必要なお客様の独自要件には適用し難い。

商品・サービスに関するお問い合わせ

インテージテクノスフィアでは、お客さまの業務に合致したアプリケーション開発が可能なWagbyEEツールを活用したシステム開発をご提案いたします。

ローコード開発(WagbyEE)によるシステム開発をご検討の際には、お気軽にお問合せ下さい。

ローコード開発(WagbyEE)に関するお問い合わせ先
株式会社インテージテクノスフィア
Eメール: wagby-itspsales@intage.com