30年以上にわたる業界対応ノウハウをもとに、スリップデータと書籍POSデータを標準化し、収集&配信機能と集積されたデータの分析サービスをWeb環境上に 展開し、販促活動や書店販売実績管理のご支援をいたします。
背景と課題
出版社では書籍刊行にあたり、
- 1.書籍を何部作成するか
- 2.書店への営業展開をどのように行うか
- 3.重版を何部作成するか
といった営業判断を行います。これらの判断は刊行した書籍、あるいは類書の販売動向の状況を考慮して決定します。販売動向を把握するためには全国の書店売上データを取得し、解析する必要があります。また、POSデータの取得ができていても状況に応じたデータ分析が迅速に得られないと販売機会を失う危険がありました。
得られた効果
書籍POSサービスは全国約5,700軒の書店売上データを収集し、出版社様へ提供します。また、収集したPOSデータをWeb上で集計・分析ツールを提供し、結果をEXCELファイルへ出力することができます。
集計・分析ツールのWeb提供によって、従来出版社のシステム部門で行っていた、集計処理を各担当者が任意に条件を設定して集計することができるようになりました。
エリア、担当書店、書籍を絞り込むことで個別の状況を把握できるようになりきめ細かい営業活動が可能になりました。
営業担当者は事務作業を軽減し、本来の役割に時間を割くことができるようになりました。
また、日次で届くデータを最大限に活用することで新刊書籍の動向を把握、刊行直後の販売機会を最大化できるようになりました。

関連するソリューション
出版
インテージテクノスフィアでは、出版業界における20数年の実績、マーケティングとリサーチで蓄積した大量データハンドリングのノウハウ、最先端IT及び自社データセンターの活用をベースに、出版業界の皆様の課題を解決する総合的なサービスをご提供いたします。