北村 優季様の写真

株式会社インテージテクノスフィア
ヘルスケアセンター第一グループ

北村優季

Yuki Kitamura

2008年インテージ新卒入社、テクノロジー本部配属。2014年インテージテクノスフィア設立に伴い転籍。2018年に幹部職登用。2020年に約1年間産休・育休取得、2021年より復職。2023年に再び約1年間産休・育休取得、2024年より復職。

Interviewインタビュー

北村 優季様の写真

株式会社インテージテクノスフィア
ヘルスケアセンター第一グループ

北村優季

Yuki Kitamura

2008年インテージ新卒入社、テクノロジー本部配属。2014年インテージテクノスフィア設立に伴い転籍。2018年に幹部職登用。2020年に約1年間産休・育休取得、2021年より復職。2023年に再び約1年間産休・育休取得、2024年より復職。

現在の業務内容について

2008年に新卒入社した当初は、金融業界向けのシステム開発と維持管理に携わり、6年目からは出版業界向けのシステム開発と維持管理を行ってきました。その後、2018年からヘルスケアセンターに異動し、インテージテクノスフィアが提供するクラウド型健康管理システム「すこやかサポートシリーズ」のサービス企画や定義、維持管理、お客様サポートを行っています。
ヘルスケアセンターには、システム開発と営業、お客様サポートの3つのセクションがあり、私は当初、開発セクションに所属していました。2020年より約1年間産休・育休を取得し、2021年に復職、2022年度からはお客様サポートのセクションを担当しています。お客様サポートとは、導入を決定したお客様への導入支援や、導入後の運用サポートなどを行う部署で、自ら発案した機能を開発・実装した後、すごく便利になったとお客様からお声をいただくとうれしいものです。
その後、2023年に再び産休・育休を取得し、2024年10月に同じ部署・同じ幹部職として復職。
復職前後で業務内容は変わっていませんが、復職から3カ月経った今、部署の売上や利益といったPL管理など責任ある仕事を任されるようになりました。そういう意味では、育休取得しても、キャリアには全く影響しない会社です。

育休復帰。仕事と家庭の両立

現在は1歳と4歳の子供を育てながら、基本的には9〜16時の時短勤務で働いています。融通がききやすい業務ですし、幹部職ということもあって個人の裁量に委ねられているので、子どもの行事や発熱で休んだ際は残業をするなどして臨機応変に対応しています。どうしても残業する場合でも、長くても17時までの勤務ですね。マーケティング関連職種は女性も多いこともあり、当社にはワーキングマザーがたくさんいます。そのため、子育て中の人は多様な制限の中で働いている、という意識が社員全員に根付いているため、周囲から「なぜ早く帰るのか」といった圧力をかけられることはなく、チームメンバーが助け合って業務を進めていく風土があります。

現在、私が所属する部署では、男女1人ずつ育休中です。育休の期間は、女性が1年ほど、男性も半年ほど取得する方が多い印象で、取得期間については個人の希望が最優先されていると思います。これは育休取得が当たり前の社風であることに加え、育休取得者が妊娠初期の段階でメンバーや上司に取得予定期間を相談し、安定期になった頃には全社通知しているため、時間をかけて残ったメンバーで育休中の業務を回すための体制作りができているからだと思います。

次女がもう少し成長するまでは、自分の時間はほとんど難しいと思っていますが、それでも育児のストレスは些細なものが多く、翌日にはリセットされていることが多いです。仕事のストレスもありますが、柔軟な働き方ができるので以前より追われている感覚が少ないです。それにより仕事に楽しみを見出せるようになっているので、プライベートと仕事で互いにストレス発散しながら、ライフステージに合わせた働き方ができていると思っています。

リモートワークを活用した働き方

会社のルールでは週2回出社すれば、他はリモートワークが認められています。リモートワークは移動時間がない分、時間を効率的に使えるので育児中の身としては生産性が大きく向上したと感じます。出社週2回も必ずといったわけではなく、業務が立て込んでいる場合はリモートワークに切り替えることもあります。
顧客との打ち合わせもリモートが主流のため、リモートワークにコミュニケーション上の弊害は感じていません。ただし、すべての業務がリモートで完結するとは思っていません。直接顧客に会うほうが聞きづらいことも引き出しやすいですし、リモート会議のように録画されているわけではないので踏み込んだ話ができる場合もあります。そのため折に触れて、対面でお会いする機会を設けるよう意識しています。またチームに対しては常にチャットを開きながら仕事をしているため、コミュニケーションが不足している感じはしません。ただプライベートの話は直接でなければしづらい部分もあるので、直接話したい場合は、気軽に呼び出していますね。

一方で、リモートワークの場合、目の前にメンバーがいるわけではないのでさまざまな時間で働いている社員もいます。頑張りすぎているメンバーがいる場合は、一度、仕事を忘れてみてはどうかと声かけることもあります。ただ頑張ってスキルを身につけたいと思っている人や、出世したいと思っている人もいますので、必ずしも長く働くことが悪いことではないと思います。一概に働き方を制限するのではなく、自分のキャリアを見据えて今は頑張りたいと思う社員には本人の意思に任せてくれます。逆に、子育て中などで頑張りすぎてはいけない社員には相応の仕組みを作ってくれる会社ですね。

仕事と子育て、
両方を充実させることで達成できる自己実現

20代の頃は、プライベートと仕事はきちんと分けたいと考えていましたが、現在はどちらも自己実現のために重要だと考えています。仕事がプライベートを充実させることもありますし、その逆もあります。将来、子どもたちには経済的にも社会的にも自立してほしいと考えており、私自身がその一番身近な先輩になると思います。私は今、チームで仕事をしていて、新しい顧客を受注したり、プロジェクトをミスなく滞りなく終えて顧客にも評価していただいたり、目標達成できたりと、良い成果が出せた時はとても楽しく感じます。それに自分の裁量で進められていることも楽しいので、そうした生き生きと仕事をする姿を、子どもたちにも見せて、いつか子どもたちがそんな私の姿を魅力的に感じてもらえたらうれしいです。

今後の抱負と求職者へのメッセージ

現在は幹部職ということもあって、サッカーチームの監督のように、プロジェクトの推進役を担っていますが、人手が足りない時はプレイヤーとして参画することもありますので、実際はプレイングマネージャーといえます。現在は時短勤務をしていることもあって、今後は監督業に集中できるようにしたいです。それにポジションが上がるとその分視野が広くなり、新たな学びがあったり、新しい楽しみを発見できたりします。他部署のワーキングマザーの中には、出張に行くことができないなど子育てしながらグループリーダーや部長を任されている人もいますし、今後は自身の視野を広げるためにも、さらにポジションを上げて、仕事の幅を広げていきたいですね。
当社は非常に裁量を持って働ける環境です。育休取得も当たり前で、休みも非常に取りやすい社風なので、柔軟な働き方、または自分らしい働き方を重視される方には良い会社だと思います。ぜひ一緒に働きましょう。

※この記事は取材当時(2025年2月10日)の内容です。

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