AIによる交通量・人流調査
資料請求・お問い合わせ交通量・人流解析における
AI活用の一歩先へ
これまでは調査員(人)による実地調査や交通量解析ツールなどで取り組んでいた交通量・人流調査。既存の解析ツールでは人による調査ほどの精度が期待できず、可能なら調査員以上の解析データを算出できるソリューションを実現したい。そんな思いから生まれたのが、AI(人工知能)による交通量・人流の情報をデータ化し活用するAI技術を用いた動画AI解析ソリューション「Label Note」(ラベルノート)なのです。
交通量を精度高く
カウントできない
多くの人が行き交う場所でこそやりたい交通量・人流の調査も、AIを備えた既存サービスではその入り組んだ模様から個々の歩行者や車を特定する際の精度が下がってしまいます。「Label Note」は映像内で重なりながら移動する歩行者や車それぞれを認識してタグ付けし、重複しない精度高いデータ計測を可能にします。
歩行者の人流や
回遊性を把握できない
交通量の調査で重要なのが、人流や回遊性の把握。既存のカメラでは人流や回遊性把握ができないことから単一把握にとどまっていましたが、インテージテクノスフィアの「Label Note」では最新のAI技術を用いて複数のカメラから同一人物を検出することを実現しました。
複雑なAI解析結果を
活用しきれない
AIによる動画解析ソリューションはさまざまありますが、導き出されたデータを活用するまでのスキームが整っていないと持て余してしまいます。インテージテクノスフィアは「AIではなく、課題ありき」という観点から、ユーザーの課題にアジャストするAIデータの活用をご提案します。
利用シーン
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- 交通量・人流の把握
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- 都市計画
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- スマートシティ
交通量・人流調査の
AIソリューション
Label Note 3つの特徴
高精度な
交通量カウント
これまでのAI動画解析による交通量調査では、映像内での複数の歩行者の重なりや路上の障害物による遮蔽(オクルージョン)によって正しくカウントできないという課題がありました。Label Noteでは同一の対象物をトラッキングすることで、対象物が遮蔽や障害物に隠れてもその人物を追従し、正しくカウントすることができるのです。
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STEP1
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- ID10が出現
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STEP2
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- ID5,6に隠れて見えなくなる
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STEP3
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- 再度出現し、ID10を付与
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STEP4
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- 木で隠れて見えなくなる
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STEP5
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- 再度ID10を付与
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複数映像から
同一人物を検出
都市計画やスマートシティでは、人や車の移動実態を把握することが求められています。人流・回遊性を捉えるためには複数のカメラを用いますが、カメラごとに身体の向きや大きさが異なるため同一人物判定が難しいとされてきました。Label Noteでは、AIによって複数のカメラから同一人物をマッチングすることにより人流・回遊性把握ができます。
夜間映像の解析
インテージテクノスフィアは、イベントセンサーカメラを活用した夜間撮影データのAI解析が可能です。従来、夜間映像に対する交通量や人流をAIで解析する際には、そもそもカメラで車や人物を正しく捉えることができず、精度が低下してしまう問題がありました。イベントセンサーカメラを活用することで、従来では捉えることが難しい夜間走行中の車や人物を検出できるのです。
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導入実績・メディア掲載
公共交通機関の活用や歩いて楽しめる街づくりを目指す名古屋市交通企画課が、「Label Note」を用いて街を歩く人の往来を録画した映像から人流把握を目的としたデータ解析のための実地調査を行い、その事例を中日新聞に取り上げていただきました。



人流把握
歩きやすい
街づくり
中日新聞
2021年11月23日掲載


横断歩道付近における歩行者と自動車のコミュニケーション行動を把握するために、道路撮影の許可を取得の上、豊田市駅付で8時間にわたって撮影を実施。その後、自動車の速度/加速度をAIで解析しました。



株式会社レスターエレクトロニクス
都心部における客引き違法業者の取り締まりを強化するために、客引きををしている人を判定するAIアルゴリズムを構築しました。
客引きは夜間に行われることが多いため、夜間でも人の動きを捉えることが必要なことから、イベントセンサーカメラを活用して人の動きを鮮明に捉えることに成功しました。

活用のイメージ
「Label Note」に取り込まれた動画データはAIによって解析され、
①解析データの出力と②BIツールでのタグ付け加工と可視化が行われます。
動画データを取り込む際には映像内の人物や車にモザイク加工が自動的に施されるなど、
個人情報に配慮したシステム化も可能です。
解析から出力、可視化まで一気通貫に行えるAIソリューションがこの「Label Note」です。
Label Noteに
できること
AIによる解析結果を動画を一緒に可視化することで、データから気づきを得ることができます。
データの活用までを支援するのが、動画解析ソリューション「Label Note」です。
よくある質問
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- Q
自社で保有している動画データから交通量や人流を計測することは可能でしょうか?
- A
可能です。動画データのファイル形式も各種対応しています。
- Q
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- Q
歩行者・自転車・乗用車・オートバイの判別は可能でしょうか?
- A
可能です。判別、カウント、種別分類、動線解析などに対応しております。
- Q
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- Q
事故が多発している道路の問題点をどこまで出せますでしょうか?
- A
その地点を定点撮影した動画から交通量と人流を計測するほか、ヒヤリハットシーンをAIで解析し、動画と解析データを可視化することで問題点の根本原因を探ることができます。
- Q
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- Q
動画撮影した歩行者のプライバシー保護には対応されていますでしょうか?
- A
動画内の歩行者や自転車移動する人など、個人を特定できる部分には自動的にモザイク処理がかけられるシステム化も可能です。また、イベントセンサーカメラを使うことで昼夜問わず個人情報保護の上、取得・解析することが可能です。
- Q
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- Q
複雑な交差点を複数台カメラで撮影した際、それぞれの動画データに現れる同一人物を判別できるのでしょうか?
- A
可能です。「Label Note」は複数のカメラによる動画を同時に読み込んだうえで AIが人や車の動きを判別し、その行動にタグ付け加工するとともに最適化された人流把握のためのデータを算出してくれます。滞留が激しい箇所での撮影になると、遮蔽(オクルージョン)が大量に発生して精度が下がるリスクがあることから、「Label Note」導入検討の段階でAI解析の観点と撮影方法などを弊社にて検討します。
- Q
-
- Q
交通量調査を新規で実施する際、どこまでご相談できるのでしょうか?
- A
利用者様の目的と現状課題をヒアリング・整理した上で、AIを活用した解決をご提案します。また、AI解析データを可視化するシステムの提供や構築も可能となり、データ活用を伴走します。撮影のカメラ設置等も対応可能です。
- Q