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AI活用支援

大学入試合格判定最適化サービス

弊社と都内私立大学の産学連携でAIを用いたビッグデータ共同研究を経て、ソリューション&サービスを開発。
大学内外に存在する様々なデータを用いて、大学に入学してくれる可能性が高い受験生を推定することで、大学様が入学定員枠に最適な合格判定を行うことが出来ます。

背景と課題

文部科学省より私立大学における定員充足率の基準(いわゆる定員超過率)の引き下げが進む中、私立大学では大学入学者の定員超過や定員割れ等への対策が求められています。
また、私立大学における入学者の定員超過は経常費補助金等の不交付や減額に繋がるため、主に財務面での影響が大きく、大学入学者を適切な割合で確保できるように入試における合格判定を行うことが、大学における経営課題となっています。

一方、多くの私立大学では入試試験結果や志望学部・学科の定員数、過去の歩留率などを用いて、教職員の知見や経験による合格判定が行われています。
また、入試制度の多様化等により適切な合格判定基準を設定することが難しくなる中、限られた期間内で合格判定を出さなければならないことから大学関係者の負担が増大し、適切な合格判定の妨げになっていることも対処すべき課題となっています。

得られた効果

●大学合格判定者における入学者数を予測・最適化
本サービスでは、過去の大学入試の基礎分析とコンサルティングをふまえ、入試形態において合格判定者に対する入学者割合の精度向上支援を行なうことで大学側実務担当者の負担軽減を行います。
また最適化により当初計画に近い入学者数となるため、年度によるブレのない公平な合格判定が行われることで、受験者へのメリットも期待されます。
●将来的な大学の財務面での安定化・長期的視点での大学経営戦略の可能性
大学における入学定員充足率が最適化されると、入学者数の安定化に繋がります。
これは大学の主な収入源である入学金や授業料等の学納金や補助金を安定的に確保し、将来に渡り大学の財務面における安定化が計られ、単年度だけでない長期的な視点での大学経営戦略や教育改善などに繋がることが期待されます。
国内初『大学入試合格判定最適化サービス』