卸売業のA社様の基幹システムのリプレース開発をインテージテクノスフィアで請け負ったのがきっかけですが、A社様ではあまりシステム担当の人員をさけない事情をお持ちでした。そこで、リプレースとともにインテージテクノスフィアでのアウトソーシングを行い、システムの開発だけではなく運用・監視も弊社で行うことにより、ご利用会社様の負担軽減を目指しました。

EDI（※1）集配信だけではなく基幹システム全般において運用・監視・保守サービスを行い、利用部門のご担当者様と直接やりとりが可能なため、ご利用会社様ではわずか数名のシステム部門のメンバーでシステム運用が可能となっています。

受注・出荷・発注・入庫・在庫管理・売上・請求・仕入・支払・マスター管理等、基本的な機能はもちろん、EDIとのデータ連携、倉庫内のマテハン機器（※2）とのデータ連携もできる仕組みを構築し、EDIによるデータ集配信は弊社監視スタッフがエラーを感知し、即座にご連絡する体制を整えています。よって、システム資産、運用人員を自社で抱えることなく物流の基幹システムがご利用できています。

• ※1EDI（ Electronic Data Interchange）
  複数の企業や団体などの間で、商取引のための各種情報（注文書や請求書等）を、お互いのコンピュータが通信回線（ネットワーク）を介してコンピュータ同士で交換すること。
• ※2 マテハン機器（マテリアルハンドリング機器）
  品物の積み上げ・積み降ろし・運搬などを目的とする専用機械類。

日雑・化粧品卸向け共同基幹システム

日雑・化粧品卸 共同利用基幹システムでは、複数社様でご利用いただける、トータルに物流作業をサポートするASP（※3）サービスを構築します。

• ※3ASP（Application Service Provider）
  アプリケーションソフトの機能をネットワーク経由で顧客にサービスとして提供すること。